仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 市議会政務調査費第4次訴訟差戻審(高裁1民)

    統一地方選挙があった平成15年4月の仙台市議会の政務調査費返還を求める事件(住民訴訟)。
    住民訴訟の条件を満たしているかどうかをめぐって高裁まで行き,高裁のお墨付きを得て地裁に戻され,平成20年1月21日民主フォーラムなど3会派に対し,約477万円の返還を命ずる判決があった。
    しかし,支出を裏付ける資料を議員に戻したり,資料を保持していると言いつつ提出しなかった会派の言い分を認め,オンブズマンの請求の一部を退けたので,オンブズマンも会派側も双方控訴。
    高裁は資料提出を拒んだ2つの会派に提出を勧告したが,2つの会派はこれを拒否。
    9月12日に結審し,判決は11月11日午後1時10分。

    県警報償費第2次住民訴訟(地裁2民)

    宮城県警の平成12年度の鉄道警察隊,生活安全課の犯罪捜査報償費の返還を求める事件(住民訴訟)。
    犯罪捜査の協力者に支払う謝礼などの犯罪捜査報償費が実際は支払われていないのに,支払われていたことにして裏金に回っているというのがオンブズマンの主張。
    北海道など全国で噴出した警察の裏金疑惑。宮城県警の不自然な数字。浅野知事と県警とのバトルから垣間見える県警の不可解な態度。内部告発者に会って話を聞いたとの浅野知事の証言。
    これらに加え,別件で行われた当時の鉄道警察隊の隊長,生活安全課の課長の証人調書を証拠として提出し,次々回結審の予定。

    県警旅費返還請求事件(高裁差し戻し審)

    宮城県警のカラ出張事件(住民訴訟)。
    住民訴訟の条件を満たしているかどうかをめぐって最高裁まで行き,最高裁のお墨付きを得て高裁に差し戻され,8月19日に出張した職員とそれを命じた課長の尋問を終了。
    2人で3回も千葉に出張しているのに,協力者Aと面会した喫茶店も,宿泊したホテルも記憶にないのオンパレード。
    差し戻し審の高裁が一審同様カラ出張を認定してくれるかどうか。
    10月22日に結審し,年内に判決が出る予定。

    仙台市民オンブズマン

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