政務調査費

仙台市議会の最近のブログ記事

【期日報告】平成20年度仙台市政務調査費返還履行請求事件

 平成23年10月24日午後3時から,仙台市政務調査費履行返還請求事件の裁判期日がありました。オンブズマン側は,補助参加人民主クラブに対して,視察旅行や人件費の内訳が明らかになる領収書等の資料を開示するよう求める準備書面を陳述しました。
 また,補助参加人改革ネット・自民から,オンブズマンが求めていた視察旅行や人件費等が明らかになる資料として,会派,議員が市に対して提出した視察旅行証明書が提出されました。しかし,改革ネット・自民が提出した証明書では,視察旅行で支払われた旅費の実費が明らかになりませんでしたので,オンブズマンは領収書等実費が明らかになる資料の提出を求めました。
 次回期日は平成24年1月30日の予定です。

【裁判報告】市行政委員政務調査費返還請求訴訟

本日6月23日、仙台市議会議員の政務調査費の返還を求める裁判の期日がありました。

裁判では、市議会議員が受け取った政務調査費のうち、情報公開請求等でもその使途が明らかになっていない部分について、各会派の議員に対し、明らかにするよう求めております(求釈明といいます。)。次回までには、すべての会派に対する求釈明が出揃う予定です。

なお、次回期日は8月18日午前10時からとなっております。

                         わたなべ

 

政務調査費等について仙台市議会に申し入れました

 本日,政務調査費,海外視察,費用弁償について,仙台市議会に下記のような申し入れをしてきました。現在,市議会では議会制度改革(特に政務調査費の使途基準や海外視察の廃止)について検討をしています。そこで,これまでの到達点を踏まえて,オンブズマンとして申し入れをしたのです。
 まさに,市議会の改革への態度が本物かどうかが問われています。


<申し入れの要旨>
1 仙台市議会の政務調査費に関する領収書等をすべて閲覧に供し・情報公開し,交通費や宿泊費は厳格な実費計算とし,重なり合う政務調査活動については適切な按分(原則50%)をすべきです。
2 現行の海外視察制度を廃止するのは当然です。
3 仙台市議会の費用弁償については,1日5000円の支給を廃止すべきであり,仮に支給する場合でも交通費の実費支給にとどめるべきです。

                                そごう

仙台市議会がようやく政務調査費を改革へ

11月30日,仙台市議会がようやく政務調査費制度の改革をスタートさせました。
仙台市議会の議会改革検討会議(座長・渡辺公一副議長)が政務調査費(月額35万円、政調費)を改革すべきとする答申書を野田譲議長に提出したのです。政調費の領収証を開示請求なしで閲覧できるように改めるほか,支出内容を公認会計士ら第三者が検証する制度を導入するそうです。

17回も検討会議とした割には,まだ大枠しか決まっていません。
開示請求なしに閲覧できるようにすることは良いことだと思いますが,第三者検証委員会制度については誰を委員にするかが重要です。一般市民を複数入れるとか,弁護士会,会計士会などの推薦を受けた専門家を入れるべきです。逆に,公務員OBや議員OBは入れてはいけません。詳細で適切な使途基準が制定されるかどうかも注目です。宮城県議会並みの使途基準が求められます。また,議員活動と政務調査活動が重なり合うもの(事務用品や事務諸費)については,2分の1を超えない按分支出が定められるべきでしょう。

オンブズマンとしても,重大な関心を持って注目していくことになりそうです。
                                     そごう

仙台市・政務調査費(平成20年度分)第2回裁判期日の報告

11月1日、平成20年度分の仙台市の政務調査費の返還を請求する訴訟の第2回目の期日が開かれました。

この日の期日では、被告の仙台市に加え、社民、公明、民主が参加。

きぼう、自民はこれから参加する見込みです。

 

これからの期日間で主張の整理をし、政務調査費を使用した政党・議員が、違法支出との指摘に対する反論を行います。

 

次回期日は1月31日午後1時15分です。

 

 

市議会議長に申し入れました~政務調査費の改革~

10月6日,下記のとおり,仙台市議会議員の政務調査費制度について,議長に申し入れました。


要点は以下のとおりです。

1 宮城県議会「政務調査費の手引き」に準じた明確で適正かつ詳細な基準・手引きを策定すること。
2 その基準・手引きにもとづき、厳格な支出手続を速やかに開始すること。

ご承知のとおり,仙台市監査委員は庄子晋議員の過去の政務調査費支出について違法と認定し,時効にかかっていない1050万円の返還を求めるよう仙台市に勧告しました。

このように長期間にわたって不正な支出が黙認されてきたのは,議員・会派だけの責任ではなく,仙台市議会全体の責任でもあるのです。そこで,詳細な基準・手引きを策定して厳格な支出手続を開始することを求めたのです。

本日の新聞報道によれば,ようやく領収書の全面公開(無料閲覧)をすることで各会派が合意したそうです。しかし,領収書だけでは何の調査のために使ったのか分からないことも多いです。きちんと何のために使ったかを明らかにする調査報告書の整備も必要です。
市議会の改革の本気度が問われています。                                                                    そごう

本日(平成22年8月30日)午後1時10分、平成20年度仙台市政務調査費返還請求訴訟が行われました

 

次回以降、各会派が参加し、実質的にオンブズマンの主張に対する認否、反論がされる見込みです。

 

次回は11月1日午後1時15分です。

 

 

 

 

【提訴】平成20年度仙台市議会政務調査費事件


 ご報告が遅くなりましたが,6月25日,標記の件で仙台地裁に住民訴訟を提起しました。
 返還を求めた会派と金額は以下のとおりです。

改革ネット自民  1131万6297円
民主クラブ      272万4669円
きぼう         522万0526円
公明仙台市議団   567万1986円
社民党仙台市議団  396万2102円

 返還を求める理由は大きく分けて2つです。
 1つは,調査研究費として宿泊つきの出張をした際に,実費を超える「定額」を計上してそれを受領している点です。政務調査費は,かかった実費を税金から支出するものですから,実費を超えて受領することは許されないはずです。本来であれば,出張者はかかった実費の領収書を添付して税金を受領すべきです。ところが,出張者は領収書などを一切提出せず,「旅費規程」(グリーン車料金OK,東京1泊なら1万6500円OKなど)に基づいて計算した金額をそのまま受領しているのです。近年の旅費の割引実態からすると,旅費はそんなに多額にはかかっていないはずですから,明らかにもらいすぎです。とにかく実費を超える金額を少しでも受領しようという態度が見え見えです。
 もう1つは,ある活動が政務調査活動の面があるものの,議員活動,政党活動,政治活動の面もあるという場合,全額を政務調査費(税金)から出すべきではなく,原則半額にとどめるべきとされています。ところが,多くの会派や議員はそれを無視して半額以上を計上していたのです。そこで,半額を超える部分の返還を求めています。
 第1回裁判期日は以下のとおり決まりました。傍聴は自由です。

        第1回裁判期日 平成22年8月30日(月)午後1時10分

【監査結果】監査委員は450万円しか返還を勧告せず


 本日,仙台市監査委員は,「一部支出に疑義がある」として,市議会の各会派に対し合計約450万円の返還請求をするよう,仙台市長に勧告しました。一部,オンブズマンの主張を認めたのです。

        監査結果はこちら→H20度仙台市議政務調査費監査結果100526.pdf

 しかし,監査委員は議員及び会派の裁量を広範に認めてしまいました。そのために,監査手法も杜撰であり,厳格な監査を怠ったと指摘せざるを得ません。

 まず,返還が勧告された支出はどれも違法不当であることが明白な案件であり,当然の結果です。
 問題は,グレーな部分でどれほど本気で監査できたかですが,残念ながら,議員や会派に資料の提出や弁解をさせ,その弁解がもっともらしければそれ以上の追及はしないという監査態度で,極めて不十分です。「具体的説明があり,その説明に合理性が認められる」「説明があり,これに反する事実は確認できない」「自主的に按分したことが推認できる」などと,議員や会派の説明を無批判に受け入れる態度が顕著です。
 個別外部監査の手法を採用しなかったことから,このような結果は予想されたとはいえ,残念です。

 監査委員は末尾に改革を促す「意見」を述べていますが,低限の改善要請を述べたに過ぎません。もっとも,市議会は至急改善を図るべきです。

 オンブズマンとしては監査委員が見逃した違法な支出について精査し,住民訴訟を提起する予定です。また,約370万円もの違法支出を指摘された庄子晋議員については,さらなる責任追及ができないかどうか検討することにします。
                                          そごう

仙台市議会政務調査費監査請求(個別外部監査を拒否)

 3月30日,平成20年度仙台市議会議員の政務調査費について監査請求を行った際にオンブズマンは個別外部監査を求めていました。しかし,本日,仙台市監査委員からこれを拒否する通知が届きました。「個別外部監査契約に基づく監査の請求については、これを当と認める理由はないものと判断しました」とのことです。
 公平性に疑問が指摘される中であえて自ら監査するというのは己の限界を認識しない不当な判断です。今まで監査委員は各会派に対して,弁解が有れば出してくださいと促し,一見もっともらしい弁解が出れば裏づけ調査もしないで鵜呑みにして弁解を容認してきました。もし,従前のような通り一遍の監査を繰り返すなら,監査委員は強く批判されるでしょう。
                                     そごう