2009年7月22日,午前9時34分(現地時間),あたりが闇に包まれ,
天空に黒い太陽が出現しました。
一足早い夏休みをもらって中国杭州まで皆既日食を見に行きました。
悪天候でトカラ列島や上海などが全滅の中で,雲間からコロナも観察
できました。一緒に行った友人が撮った写真を添付します。
私は皆既日食初体験でした。
あたりがどんどん暗くなり,蝉が泣きやみ,鳥が鳴いて巣に帰り,
風が吹いてあたりが異様な雰囲気に包まれました。やがて
部屋のダウンライトを絞って真っ暗にするような感じであたり
が闇に包まれて,頭上に黒い太陽とコロナが見え,金星が
明々と輝きました。
古代人は日食を恐れおののいたそうですが,その気持ちが
よくわかりました。
たった5分の体験でしたが,五感で雰囲気を感じることができ,
大満足でした。
そごう