仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 梅原市長のタクシーチケット問題(その4)
  • 梅原市長のタクシーチケット問題(その4)

     

     梅原市長は市長給与を半分にカットする条例を承認してもらって幕引きを図りたい考えのようです。でも,いつ,だれが,どこからどこに行くのに利用したのか,どうして第三者に譲渡したのか,は全く明らかになっていません。これではとても地方財政が適正に執行されていたかどうか分かりません。そこで,オンブズマンは,監査委員に随時監査をするよう申し入れることにしました。これは一般の監査請求ではありません。監査委員の職権発動を促す申し入れに過ぎません。しかし,地方自治法199条1項によって,「監査委員は,普通地方公共団体の財務に関する事務の執行・・・を監査する。」としていて,同条5項は「監査委員は・・・必要があると認めるときは,いつでも第1項の規定による監査をすることができる」としています。監査委員が地方財政の適正執行に責任を持とうと考えるならば,自ら職権を発動して随時監査を実施すべきです。監査委員がやる気を見せるかどうか,注目されます。監査委員への申し入れは,12月25日午後3時半を予定しています。

     なお,監査委員にだけ任せてはおけないので,オンブズマンとしては独自調査を進めるつもりです。幕引きを許さないためにも,徹底した調査を行います。
                                          そごう

    仙台市民オンブズマン

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