憧れのシルクロード
2009年12月26日~2010年1月3日+1日
昔「憧れのハワイ航路」という歌があったが、私にとってシルクロードは「憧れのシルクロード」であった。もう30年も前になるが、「NHK特集 シルクロード」を見ていた。砂漠を行く隊商の映像をバックに、喜多郎のシンセサイザーの音楽で始まるやつだ。 スタインやヘデインや大谷探検隊以来、外国人が入ったことのない地域というのが売りであった。加えて番組では「流砂の道 」「幻の楼蘭」「楼蘭の麗人」「さまよえろ湖 ロプ・ノール」天山山脈 コンロン山脈 タクラマカン砂漠 ウルムチ カシュガル タシケント等々の言葉や、砂漠の中の数々の遺跡や寺院石窟 ラクダやロバ バザールの賑わい、イスラムの礼拝等々が映し出された。これによって私は、すっかりエキソチシズムを掻き立てられ「憧れのシルクロード」となってしまったわけである。
しかし、当時はまだ、自分がそこに行けるなどとは思ってもいず、せめてNHKの出版した本を読んで満足していた。
そして、昨年7月新彊ウィグル自治区ウルムチで、漢族とウィグル族が衝突する大規模な騒乱が起きて、連日のようにマスコミで報道された。200人ぐらいが死亡したとも伝えられた。これによって、「あの憧れの土地が!」という思いと憂いが湧いてきて「行ってみよう。今行くのが一番だ!」と思い、外務省の「渡航の延期をお勧めします」との情報よりも「今行きたい」との気持ちのほうが勝り行ったものである。
いつものことながら、いろんなものを見て聞いて食べて写真にとって、異国情緒が大いに満たされる旅となった。
冬の新彊シルクロードの旅(1)
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