仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 費用弁償の是正を求める!!
  • 費用弁償の是正を求める!!

     北海道・東北市民オンブズマンネットワークでは、「費用弁償」の支給状況を調査し、不正支出の見直しを求めるため、各県や市で一斉に住民監査請求を行いました。

     私達の問題意識は、河北新聞一面(5月18日)にも取り上げられ、市民のみなさんにも知って頂くことができました。そして、現在、一部の自治体では、「費用弁償」の見直しの動きがあります。

     今日の河北新聞(11月20日)に、宮城県議会での「費用弁償」見直しの議論状況についての記事が掲載されていました。

     この記事によれば、宮城県議会では、定額+交通費(1㎞につき車賃90円)とすることを検討しており、仮に定額分を4000円とすると、約2割ほどの減額が見込めるとのことです。

     しかし、これが本当に見直しと言えるのでしょうか?

     定額+交通費という算定方法は、現在も同じです。定額部分については、現在、宿泊費と日当であるものをその不合理な実態を隠そうとして、単に定額○○円と変えようというだけです。

     しかも、車賃については、現在、1㎞につき47円であるものを90円に増額しようというのです。車賃90円という金額は、現在、高額すぎると非難されている「政務調査費」の支給基準と同じです。

     ほとんどの議員は、議会に自家用車で通勤していますが、「県議会議員の報酬等に関する条例」「職員等の旅費に関する条例」には、自家用車を利用して勤務地以外に出張する場合などの車賃を1㎞につき37円と定めています。この倍以上の金額にする理由はあるのでしょうか?

     そもそも、議会の出席の際に支給される「費用弁償」とは、「通勤手当」です。県の職員は、通勤距離に応じて、月額2200円から33000円の通勤手当の支給を受けています。議員だけ特別に日額で最低でも4000円もらえる理由はあるのでしょうか?

     残念ながら、議員の方々には、「既得権益」を守ろうという意識しかありません。

     国会議員の場合には、過去に「応召帰郷旅費」として、会期ごとに選挙区との往復旅費相当額を支払われていました(昭和59年に廃止されました。)。地方議会議員は、職業政治家として国会議員と同様であるとの自負心からなのか、「費用弁償」のことをよく「応召帰郷旅費」という言い方をします。

     国会議員が既に廃止したものを、地方議会議員が未だに「既得権益」として保持しようとする理由は何でしょうか?地方議会議員に職業政治家としての矜持があるならば、「費用弁償」「応召帰郷旅費」は、廃止されるべきです。

     少なくとも「費用弁償」は、市民の常識の範囲に見直されるべきです。

     仙台市民オンブズマンは、「費用弁償」の真の是正を求めます。

     

     

     

     

    仙台市民オンブズマン

    事務局 仙台市青葉区中央4-3-28朝市ビル4F 宮城地域自治研究所内 TEL 022-227-9900 FAX 022-227-3267