仙台市民オンブズマン|市民による行政の監視役
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  • 県議会が政務調査費支給方法の改革を発表
  • 県議会が政務調査費支給方法の改革を発表

     

    県議会が政務調査費の改革案を発表したそうです。
    1月30日に新聞記者さんから県議会が記者発表時に使ったメモをもらいました。

    まだ詳細はわかりませんが,下記のようなコメントを発表させていただきました。

    <オンブズマン政務調査費コメント>
     議会が政務調査費支出のあり方について改革するのは当然である。
    自家用車利用の場合㎞37円にする(違法な簡便計算方式を廃止す
    る),調査活動内容の報告をより詳細にする,情報公開の一層の推
    進を図る,支出明細の詳細を明確化するなども当然である。制度とし
    ては一歩前進であろうが,詳細については今後精査する。議会の改
    革の姿勢(お手盛りの排除,透明性の向上)が本物かどうか,見極
    めていきたい。

     

    その後の報道によれば,「政務調査費(政調費)の支給方法について宮城県議会は30日、議員1人当たり月額35万円を会派単位で先払いしていた方法を改め、後払い精算方式にすることを決めた。後払い精算方式の導入を制度化して明記するのは、全国の地方議会で初めて。4月1日から適用する。」とのことです。いろいろ制度を作っても,その制度に魂を入れるのは議員の方個人のこころがけです。オンブズマンとしても重大な関心を持って注視し,本物の改革になるかどうか見極めていきたいと思います。

                                  そごう

    仙台市民オンブズマン

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