オンブズマンでは宮城県議会政務調査費(H24年度)使用実態を調査し,その問題点を分析中です。追って,監査請求をする予定ですが,一足先にホームページ上で公開し,市民の皆様に情報提供いたします。
全国で政務調査費(現在は「政務活動費」)の不適切使用が次々と明らかになっていますが,宮城県議会の使用も褒められたものではありません。順次,問題の大きいと思われるものを指摘しますが,本記事では自由民主党・県民会議についてご紹介します。
1 仙台近郊の高級旅館での一泊研修
H25年2月8日から9日まで,仙台近郊の高級旅館での一泊研修をしています。請求書によれば,1泊2食の大人が27名(単価約1万6000円),日帰りが1名(単価8550円),会議料4万2000円,合計48万4500円が支出されています。どうしてわざわざ高級旅館で一泊研修をして,その金額を税金から支出するのでしょうか。
2 年度末に多額の備品を購入
平成25年3月(年度末)に,会派として多額の備品を購入し,パソコンやipadを構成員に配付しています。駆け込み購入し,全額を税金から支出することはいかがなものでしょうか。
3月28日 Apple ipad 16台 92万2800円
3月19日 書庫,テーブル,椅子等 58万4850円
3月14日 ノートPC等18セット 264万4431円
3月19日 PC,プリンタ(控室用)各1台 77万8050円
3月19日 コピー機1台 79万8000円
報告者 十河 弘