梅原市長の公私混同には困りました。
1月17日(土),18日(日)と続けて河北新報に公用車使用の問題が掲載されました。梅原市長の個人的な引越に公用車や職員が使われていただけでなく,プール通いにも公用車が使われていたそうです。梅原市長は「すべて公務だ」と主張しているようですが,納得できる説明ではありません。
仙台市議の政務調査費の使われ方として「名古屋ドーム見学コース」が判決で違法とされたことが思い出されます。この判決では,一般の観光客と全く同じ見学コースを体験しても税金を投入すべき「政務調査」とは認められなかったわけです。私的な観光と区別しがたいというのがその理由です。
今回のプール通いも「元気フィールド仙台」で職員も伴わずに1人で,一般の利用者と全く同じに泳いだだけのようですので私的な利用と区別不能です。これを税金(公用車利用)で負担すべきとは思えません。梅原市長は「運動をするためではない。市民利用施設の利用状況を把握したり、利用者の立場でプールに入って使い勝手をチェックしたりするために行ったのであって、市長の大切な仕事。」と話しているそうですが,あきれてしまいます。こんな理屈が通るなら,市営施設の利用はすべて「市長のお仕事」になってしまいます。
そごう